小2に静岡に転校してすぐに入った教室は3年後日テレドラマの『女王の教室』なみの鬼教室で毎日泣いていたな・・
昔から、俺は泣いて逃げてきた。
いや、恐怖で涙が止まらなかった。
小学校ではずっと転校生扱い。
中学でやっと楽しめるかと思いきや、今度は6年後の事件になる''大津''かい。入って1ヶ月でいきなり殴られ、蹴られ、荷物盗まれ、落書きされ、自分のものを壊されたり・ごみを入れられたり、改造した100円ライターの発火装置を使ってスタンガンをわざわざつくって実験台にもされた。通りすがりに殴ったり蹴られたり、昼休みは教室にいる度に他の教室に抵抗する俺を引きずって集団リンチだよ。''プロレスごっこ''と名をつけて・・

イメージできる?
友達だった奴が教室の外から作り笑いながら観戦しているところを・・
内心いじめられるのは今度は自分じゃないかと怯えている奴等を。

いじめているやつより、外から知らんぷりして見ている奴の方がよっぽど怖かった。

何人に裏切られたのだろうか。

一時は助けてくれたやつも裏切った。

俺は小学校で作った友達をほんの一握りを・・本当に信頼できるやつを絞って選んだ。中学も信頼できる奴だけ友達になってくれた。

昼休みもずっと図書館にて司書のIさんの手伝いばっかりやっていた。いじめの追っ手から少しでも逃れるために。

そのせいか、中1の成績は前期よりぐんとさがり、今にいたる。

中2・中3も少なくはなったがいじめは絶えなかった。

遺書も持ち歩くようになり、自殺も考えた。

イメージできる?
なぜ学校は訴えても対処しないか、

社会的地位を失いたくない。担任がいじめを認めると大問題になって責任をとられるから。結局、相談してもアリもしないことをでっち上げて『喧嘩両成敗』でめでたしめでたし?

学校はめでたしで終わるんだが、俺はなんもかわっちゃない。

高校になって、はじめてクラスメートの仲間を知った。平和を知った。幸せを知った。

中学のせいか、小学校のときより性格が変わったとよく言われる。

人の顔を伺っていた俺はいつしか、人間の観察力を身につけた。

こんなにも人が変わると自分も怖い。



ただ、『どんな人間でもあなたが知らない素晴らしい人生がある』ことを忘れないでほしい。
人生を諦めないでほしい。
それが、俺の経験したすべてです。
ドラマ女王の教室やライフ・宮本延春先生の本を読んでみて下さい。